ストレスからうつ状態になった場合、高齢者は認知症になるリスクが通常の倍

祖母が認知症になった体験談


年齢:37歳、性別:女性、職業:派遣社員

私は、現在では少なくなってきている多世代同居の家で育ちました。

子供のころは曾祖母や叔父も同居していたため、大家族と言っても良い環境だったと思います。

私の祖母は今から10年ほど前に加齢から腎臓病を患い、週3日人工透析の処置を受けるため通院を始めました。

それまでは毎日祖父と一緒に畑仕事をしたり、庭に花を育てたりという生活をしていましたが、人工透析はひどく体力を消耗するようで通院した日には帰宅しても部屋で横になっていることが増えました。

最初に認知症と思われる症状が現れたのは、透析を始めて1年半ほど過ぎた頃です。

病院から処方される薬を飲み忘れたり、逆に飲みすぎてしまったりということが何度かありました。

薬の種類が多いからなのかと思い、1回ごとに仕分けしておけるケースを購入して薬の保管を行うようにしてみましたが、効果があったのは最初の内だけで次第に同じような状態が繰り返されるようになってしまいました。

そして次第に時間の感覚が薄れてきたり、記憶があいまいになったりということが増えていきました。

一般的に認知症になりやすいのは、趣味や楽しみがなく生活がワンパターンになってしまう人と言われているようですが、祖母のケースを考えるとそればかりだとは言えないように思います。

病院に行った日は疲れて家の中にいることが多かったですが、それ以外の日は畑仕事もしていたし庭いじりもしていたので、生活がパターン化しているとは考え難い状況でした。

それでも認知症を発症した事実から考えられることは、透析のために定期的な通院をすることや通院した日に疲れてしまって畑仕事などが全くできなくなってしまったことに強いストレスを感じていたということです。

もともと働くことが好きな人だったので、思うように動けないことがストレスになっていたことは考えられますし、ストレスをうまく逃がすための代替行為が見つけられなかったことも挙げられるでしょう。

祖母はすでに亡くなってしまって、亡くなる前の数か月は家族のことも曖昧になってしまっていたので、確かめる術はありません。

後になって調べてみてわかったことですが、ストレスからうつ状態になった場合、高齢者は認知症になるリスクが通常の倍ほどもあるのだそうです。

定期的に病院に通っていると、なんとなく安心してしまいがちですが、認知症が発症するメカニズムは一つの要因で決まるものではないと日ごろから意識しておくのが良いのかもしれません。

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