認知症になるとよく言われるのが「物盗られ妄想」

人生も大きく変えてしまうのが認知症

認知症
認知症はその人が持っている性格を先鋭化させるものです。

よって、最近、自分の祖母や祖父、父や母の様子が変だなと感じたり、怒りっぽくなった、お金のことを普段以上に気にするようになったなど、いつもと変わったことが生活の中で起こった場合、年齢によるものなのか、認知症によるものなのかを疑う必要があるかもしれません。

なぜなら、その人が生活の中で一番身近にいる家族が変に感じることが起こるということは、何か精神的に何かが起きているということがあるかもしれないからです。

まず、認知症になるとよく言われるのが「物盗られ妄想」というものが出てくるのです。

自分の所有物を誰かが盗ったと錯覚する症状であり、この妄想が出ている時には諭そうとしてはいけません。

その人にとってはその妄想内の出来事が全てでありますから、妄想に合わせて話をし、誰も物を盗っていないこと、そしてその場の気持ちを沈めてもらうために冷静に話すことが重要です。

突然お金がないということを言うかもしれません。事実、祖母は夜中に棚をひっくり返し、自分のお金がないと騒ぎ立てたことがありました。

その時は「おばあちゃん、お財布は誰も盗ってないんだよ。お金はここにあるでしょ」と現金をそのまま見せてあげると落ち着いてくれました。

また、昔話が多くなり、苦手だった食べ物を食べられるようになったなど、変化は如実に現れます。認知症は本人の苦手なものまでもを変えてしまいます。

かつてはおせんべいと間違えて使い捨てカイロを食べていたことがありました。とても驚きましたが、認知症とはこういうものです。

その人の歴史そのものをも変えてしまい、その後の人生も大きく変えてしまうのが認知症という病なのです。

しかしそれはある意味では子どもに戻っていく過程と言えることかもしれません。

認知症になったら顕著になることはまだあります。過去のことをよく言うようになり、自分の生まれたところの記憶はよく覚えていたりすることです。

認知症は自分が一番元気だった頃の記憶を残そうとします。ですから、社会人生活が旺盛だった方は認知症になったらその時のことを一番よく思い出します。

認知症の度合いが高い方は働いていた頃の動きをくり返すので、その動きに合わせてあげてください。その人個人の人格というものを尊重しながら付き合うことがいちばん大事なのです。

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