入院中に隣のベットに認知症の人がきた体験談

認知症はやはり周囲に迷惑がかかる


私は55歳の女性で、仕事はフォトグラファーをしています。

数年前に急性膵炎になって、救急で夜中に病院に行くことになりました。

以前にも急性膵炎になっていたので、今度もきっと急性膵炎だろうということがわかっていました。痛みが尋常ではなかったからです。

それで、土曜日の夜中に緊急入院することになって、大部屋の窓側のベッドに入院しました。

最初の3日間は膵炎の痛みで眠れない日が続き、私のベッドの向かい側には、もう退院するだけの人がいました。

それで、急性膵炎の原因になっている膵管に詰まった胆石を除去する内視鏡の手術を受けたら痛みが引いて、寝るときにいつも飲んでいるお薬も飲むことができるようになりました。

すると、私の前のベッドが空いて、新しい患者さんが入ってきたのです。

70歳くらいだと思いますが、ご主人に付き添われて入院してきました。

とても多弁で、何事も口に出さなければ気が済まないというような感じの人でしたが、ご主人が看護師さんと話をしているのを聞いていたら、認知症で入院は無理なのではないか、ということでした。

しかし、看護師さんは大丈夫ですと言っていました。

その人には娘が二人いて、入院することになって病院に駆けつけてきていたのですが、その人は「今日はここに泊まっていくの?」と娘に聞いていました。

病院だということがわかっていなかったようです。

それで、2時間おきにトイレに行くことなどを看護師さんに行っていましたが、点滴を忘れて、自分だけトイレに行こうとして、点滴のキャスターが倒れそうになったりして大変でした。

看護師さんから、トイレに行きたくなったらナースコールを押すように言われていたのですが、その人はすぐに忘れていて自分でトイレに行こうとするのです。

そして、夜中に私の足を揺さぶって「エミコ、エミコ」と呼ぶのです。

私が「違います」と言うと「なんでそんなことを言うの」と言い、「じゃあ、美奈子、美奈子」と私を娘と勘違いして起こすのです。

それで急いでナースコールを呼びました。

すぐに看護師さんが来て、その人を私のベッドから連れ去ってくれましたが、病気で入院しているところに認知症の患者さんが一緒にいると、他の病人に迷惑がかかるということがすごくよくわかりました。

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